血液製剤について

血液製剤・血漿分画製剤・血液製剤が必要となる病気の種類などを学ぶことができます。

勉強会  <平成17年4月19日開催>
演者:財団法人 化学及血清療法研究所 理事 宮本 誠二

第1回 血漿分画製剤について

4.ウイルスと分画工程での除去・不活化法

○主なウイルスについて

ウイルス名 サイズ(nm) 科名 疾患名
エボラウイルス 790×80 フィロウイルス エボラ出血熱
痘瘡ウイルス 250×200 ポックスウイルス 痘瘡
麻疹ウイルス 150~300 パラミクソウイルス 麻疹
単純ヘルペス1 150 ヘルペスウイルス ヘルペス
インフルエンザウイルス 80~120 オルトミクソウイルス インフルエンザ
ヒトT細胞白血病ウイルス 80×100 レトロウイルス ATL
SARSウイルス 75×160 コロナウイルス SARS
ヒトアデノウイルス 70 アデノウイルス 出血性膀胱炎
西ナイルウイルス 40×50 フラビウイルス 西ナイル熱
B型肝炎ウイルス 42 ヘパドナウイルス B型肝炎
ノーウオークウイルス 35×40 カリシウイルス 胃腸炎
ヒトパルボウイルスB19 20 パルボウイルス 伝染性紅斑

○ウイルス不活化・除去を目的とした工程の種類

● 加熱処理 (液状加熱・乾燥加熱)
● SD処理 (有機溶媒/界面活性剤)
● ウイルス除去膜

○精製工程に於けるウイルス不活化・除去の種類

● クロマトグラフィー工程

ゲルろ過

イオン交換クロマトグラフィー

アフィニティークロマトグラフィー

● エタノール分画
● PEG(ポリエチレングリコール)分画
●(NH42SO4処理
● 化学的処理

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