血液製剤・血漿分画製剤・血液製剤が必要となる病気の種類などを学ぶことができます。
用語集
核酸増幅試験は、検出したい特定のウイルスの遺伝子、つまりウイルス核酸の特定の部分を試験管内で人工的に複製して増やし、高感度に検出できる検査方法です。
従来の血清学的検査によるB型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、エイズの原因ウイルスであるヒト免疫不全ウイルス(HIV)などの抗原や抗体を検査する方法では、感染してから抗原や抗体が検出できる量になる前の期間(空白期間=ウインドウ期)に採血された場合は感染が見つかりませんでした。しかし核酸増幅試験により、検出の感度が著しく上がり、このようなウインドウ期を短縮することができるようになりました。
プライマー:目的のDNAと相補的に結合し、合成開始の起点となるDNAもしくはRNA
ポリメラーゼ:DNAを複製させるための酵素